ORCΛのOperatorsを紐解いていく(Q〜Tまで)

こんにちは。大和です。ちょっと間があいてしまいましたが、またORCΛのOperatorsを紐解いていきたいと思います。
そろそろ音を出していきたいなぁ…と思い始めていますが、とりあえず頑張ってアルファベットの紐解きを終わらせます。
例によって全体を纏めているいるのは以下のページ。

ORCΛ Operators:https://scrapbox.io/orca/ORCΛ_Operators

このScrapboxはオープンなプロジェクトになっていますので、下記のリンクから編集権を持って参加することができます。
どしどし参加してサンプルを作ったり僕のまとめを改良したりしてください。
よろしくお願いします。

https://scrapbox.io/projects/orca/invitations/2282cdaa2d607412968080839d5166ce

Q

基本的には下記のソース(?)の例の方がわかりやすいかもです。

............
.244Q.......
.1234.......
............
............
.......1234.
............

こちらをコピペすると以下のようになります。
指定された位置の数値を読んで出力してる、というのが伝わるかな…。

R

これぜひ動作を確認してください。普通に考えると「決められた範囲の中をランダムで出力するんだろ?」と思ってしまいがちですが、どうも違うようです。

上の例だと左側は2から4(つまり0から4までの範囲の中で最小が2)となっている。
言い方を変えると右側の例の右辺は「ゼロから6個目つまり0から5までの中で最小を4に指定してるので、
4、5をランダムに出力してる、という風に見える。
ちょっとこの指定の仕方は独特過ぎないだろうか…

これは E, W, S, N と上下左右にbangを送るやつですね。

T

これは使いようがありそうですね。ステップシーケンサー的な何かを作れそうです。
0と1を使ってその出力が見てbangを出す、みたいな。

というわけでアルファベットは残り6つになりました。
今週中には終わらせて、その後は実際に音を出したりMIDIやOSCを使ったりとかやってみたいと思っています。
音を出し始めるとまた気づくところもたくさんあると思うので楽しみです。

お仕事のご依頼/相談/問い合わせ

シグナル・コンポーズでは音楽制作、Max/Max for Liveデバイス制作など、各種テクニカルなコンサルティングやディレクション、R&D、プロトタイピング、制作などお受けしています。何かあればお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!

  

執筆:大和 比呂志

タグ:
ORCΛ

関連記事

前の記事へ

機械学習をやるのにGPUベースでやりつつもmacOSの画面で作業はしたい

次の記事へ

ORCΛのOperatorsを紐解いていく(Uとユークリッドリズム解説+Tips)