ORCΛのOperatorsを紐解いていく(A〜Dまで)
おはようございます。大和です。
今日からは場当たり的にやっても効率が悪いので、まずORCΛのオペレーターを一つずつ当たって行きます。
記事としては気になったところを書いていきますが、詳しくまとめているのは以下のScrapboxです。
ORCΛ Operators:https://scrapbox.io/memoranda/ORCΛ%E3%80%80Operators
抜粋してTwitterにも #orca #operators のハッシュタグで流しています。
今日はA〜Dまで。途中で$とか調べ始めてしまって思ったよりも時間がかかってしまいました。
ところでORCΛのテンポは
どういう単位でカウントされているんだろうか?
C (count)とD (delay)を調べていると、フレーム数がよく分からない。
テンポを落としたりして確認してみるとどうやらこういうことらしい。
テンポ1に対してのフレーム数は4フレーム。
つまりテンポ60の時に 4C8 とあれば1秒に一回カウントするし、. D4 とあれば1秒に一回bangを送る。
ということになるようです。なんだそれ。
いや分からないでもないけど結構解像度が低いな、という印象だけど、いいのかそれで…
逆に 5C8 とあれば5フレーム(テンポが60なら1.25秒に一回。つまり4分音符+16分音符)ということになります。
(もし間違っていたら指摘してください。動作を見る限りはこうなんだよなぁ…)
#orca #operators
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) December 21, 2019
A add(a b): Outputs sum of inputs.
・aとbを乗算する
B bounce(a b): Outputs difference of inputs.
・aのstepにしたがってbの範囲でバウンスする。ただし ` B4 `の場合にはaには0から7まで(4の倍)のstepが必要 pic.twitter.com/BTB030nkEj
#orca #operators
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) December 22, 2019
C clock(rate mod): Outputs modulo of frame.
・rateのフレーム数毎にmodの数だけ0からカウントする
・ただしテンポに対してのフレーム数の解像度は4。
・つまりテンポが60の時に 4C8 とあれば、テンポ60の四分音符ごとにカウントされる。 pic.twitter.com/PmXmiuhrda
#orca #operators
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) December 22, 2019
D delay(rate mod): Bangs on modulo of frame.
・modで指定したフレーム数に対してrateの数だけ送らせてbangを送る pic.twitter.com/QcwafOtejr
というわけで「AからD」まででした。
テンポ関連はちゃんと理解してないとリズムを即興的に組み立てることが出来ないのできちんと理解しておきたいですね。
これで合っているといいのだけど。
執筆:大和 比呂志
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