小編成作品まとめ②
ここでは、大和の制作した小編成作品をまとめてご紹介します。
Music for multilayered temporal structures
「多層時間構造」という音楽手法を用いて制作されたピアノトリオ作品。通常の音楽の拍子感覚にはない拍子の複層とそこから導き出される共通の拍を使ったリズムモチーフを元に作曲されています。
作品は「指示書と譜面」という形式を取っており、上の映像はその指示書と譜面を用いてジャズミュージシャンによって演奏された記録映像です。映像内のミュージシャンはレコーディングのためにブースに別れているためヘッドフォンでモニターしていますが、リズムキープのためのクリック等は使わず演奏を行なっています。
指示書と譜面
https://drive.google.com/file/d/1bUWBULipnMCDW39T08ccRaGEZsjCWOUq/view
修士論文
https://github.com/dropcontrol/IAMAS-Resarch-LaTex-Format/raw/master/iamas_yamato.pdf
Give Way
“GIVE WAY” (道を譲れ)というタイトルのこのアルバムは、ギターとピアノのデュオアルバムです。
と言ってもギターは人間が演奏していますが、ピアノはCurtis Hawthorne (github: cghawthorne, Twitter: @fjord41) と、Nikhil Thorat (github: nsthorat, Twitter: @nsthorat) の両名によって制作された”PerformanceRNN (https://magenta.tensorflow.org/performance-rnn)”というAIによって演奏されています。
このアルバムには8曲収録されていますが、そのうち7曲は「人間とAI」によって演奏され、1曲は「人間と人間」によって演奏されています。
(ライナーノーツより抜粋:https://hiroshiyamato.com/2018/09/28/give-way-liner-notes-ja.html)
Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/give-way-feat-hiroshi-yamato/1436711712
Spotify
https://open.spotify.com/album/4tb9sYUWMAmHDyGwnCyXu2
Before The Dawn
IAMAS20周年記念のNxPC.Liveで組んだバンド編成でのライブ。11/8拍子のマシンビートの上にテナーサックス、アルトサックス、ソプラノサックスの三管によるテーマとソロによって構成されている作品。
メンバーに日本を代表するアルトサックス奏者の津上研太を迎えました。
SoundCloud
https://soundcloud.com/dropcontrol/befor-the-dawn
Multibars
同じくIAMAS20周年記念のNxPC.Liveで組んだバンド編成でのライブ。3/4拍子のブルース。 ただし全てのコードがメロディックマイナーに置き換えられています。
テナーサックス、アルトサックスの二管。
SoundCloud
https://soundcloud.com/dropcontrol/multibars
Signs
タイムラプス映像(未公開)のためのサウンドトラックとして制作されました。
時計の音と鼓動の音以外は全ての音がギターと音響処理で作られています。
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